障害学会2006年度総会 日時 2006年6月3日(土)午後5時―5時45分 場所 長野大学 大会次第 1、開会 2、会長挨拶 3、議長選出 4、付議事項 第1号議案 2005年度事業報告 1、第2回大会開催  障害学会第2回大会を2005年9月17日と18日に杉野昭博大会長のもと、関西大学社会学部にて開催し、163名(会員112 非会員51)の参加が得られた。  大会では、自由報告7本に加え、「特別報告」として「障害学のアクセス可能性―3つの知的障害研究を題材として」(杉野理事)、学会シンポジウム「障害者運動と障害学の接点−障害者自立支援法をめぐって」を行った。 2、学会誌第2号発行  記念すべき学会誌創刊号の『障害学研究1』を8月25日に刊行した。編集は障害学編集委員会(倉本智明編集長)が担当した。第1回大会のシンポジウムや対談の記録の他、論文7本、エッセイ4本、書評2本を掲載した。300ページの大部であり、とても充実した内容となった。 3、学会ニュース発行  7月に年会費支払い用の振込用紙や、『障害学研究2』論文募集情報を含む学会ニュースの郵送を行った。 4、理事会開催  9月17日に関西大学社会学部で開催したほか、第3回大会を行う長野大学でも12月17日に開催した。大会時だけの開催では、学会の運営に関する議論に十分な時間が取れないためである。長野での理事会では、次の決定を行った。(1)学会費に関して、「「一般/割引会員」というカテゴリーに改める。会費は据え置き(一般6000円、割引会員4000円)。「割引会員」は学生および月の収入がおよそ15万円未満の人(自己申告)を対象とする。 (2)大会参加費に関しては、大会参加費のカテゴリー区分(会員/非会員、一般/割引会員)は大会開催校に一任する。 (3)学会としての声明」については内規として以下を決定する。 (a)理事会声明の発表については、当該声明に関する障害学会「理事会」の「全会一致」を必要とする。 (b)学会声明の発表については、「総会」における「全会一致」を必要とする。 5、学会ウェブサイト更新    適宜、学会サイトの更新を行った。   6、新入会員への郵便振込み票送付  80名の新入会員が加入した。会員総数は460名である。なお、会費を払い込んだ会員数は、延べで266名(一般194名、学生72名)であり、前年の237名より40名ほど伸びている。 7、会員名簿の更新  会員名簿の更新(住所変更や新入会員の名簿への追加)を継続して行った。 第2号議案 2005年度決算          予算 決算 ○収入 会費 1,360,000 (一般180、学生70)  1,452,000(一般194 学生72) 寄付金            1,000   利子                                 2                                繰り越し 1,291,037 1,291,037 計        2,651,037 2,744,039 支出  学会誌  1,200,000(創刊号、第2号) 632,250(創刊号) 大会  400,000 76,937  事務局 250,000 220,397  予備費    801,037 86;287(長野理事会) 繰越 0 1,728,168 計      2,651,037 2,744,039 第3号議案 2006年度事業計画案 1、第3回大会開催(2005年6月3日・4日、長野大学) 2、学会誌発行 3、学会ニュース発行 4、理事会開催(2回開催) 5、学会ウェブサイト更新 6、会員名簿の更新 第4号議案 2006年度予算案  収入  会費 1,360,000 (一般180名、割引70名)  繰り越し 1,728,168 計        3,088,168 支出  学会誌  1,200,000 (第2号、第3号) 大会  400,000 理事会  200,000  事務局 250,000  予備費   1,038,168 計      3,088,168 第5号議案 会則改正案 障害学会会則 改正案 第18条 本会に次の役員をおく。 1.理事 15名  →「15名以内」に改正 2.会長 1名 3.事務局長 1名 4.各種委員会の長ならびに委員 若干名 5.会計監査 1名 →「2名以内」に改正 第19条 役員の選出は、次の規定によるものとする。 1.理事は、総会において選出される。信任投票の場合、総会出席会員の過半数の信任をもってこれを承認する。 →「理事は、「障害学会理事選出規定」に基づいて選出する。」に改正 2.会長は、総会において理事の中から選出される。信任投票の場合、総会出席会員の過半数の信任をもってこれを承認する。 3.事務局長は、総会において理事の中から選出される。信任投票の場合、総会出席会員の過半数の信任をもってこれを承認する。 4.各種委員会の長は、理事会において理事の中から選出される。信任投票の場合、全理事の過半数の信任をもってこれを承認する。 5.各種委員会の委員は、当該委員会の長が理事会と相談の上任命する。 6.会計監査は、総会において理事以外の会員の中から選出される。信任投票の場合、総会出席会員の過半数の信任をもってこれを承認する。 第6号議案 理事選出規程案 ―――― 障害学会理事選出規程 案 1.理事の選出方法 第1条 障害学会会則第18条1項に規定する理事の選出は、次の各項による。 1.理事のうち8名は、選挙によって選出される。選挙は本規程第2条以下による。ただし、立候補者が8名以内の場合は、立候補者全員を無投票当選とする。 2.選挙によって選出された理事の合議によって、理事を補充することができる。 3.理事会は、選挙によって選出された理事と、その合議によって補充された理事から構成され、総会にて出席会員の過半数の信任をもってこれを承認する。 4.理事会は、選挙によって選出された理事の互選により、会長と事務局長の候補者を総会に推挙する。ただしその合議によって、本条第2項により補充された理事およびその他の会員から選ぶこともできる。 2.理事選挙の選挙権および被選挙権 第2条 選挙施行年の1月1日において本会会員であり、それまでに会費を完納した者は、理事選出のための選挙権および被選挙権を有する。 3.理事の当選要件 第3条 選挙による得票数の上位8名を当選とする。 第4条 得票数が同数の場合、年長者を優先して当選とする。 4.理事選挙の管理 第5条 理事選挙にあたり、会長は理事会の議を経て、理事1名を含む選挙管理委員3名を委嘱する。 第6条 選挙は本規程第2条にしたがって作成した選挙人および被選挙人名簿に基づいておこなう。 第7条 投票・開票の結果は総会の承認を受けるものとする。 5.理事の選挙方法 第8条 選挙管理委員会は、一定期間をもうけて被選挙資格を有する者の立候補を受け付ける。 第9条 投票は無記名でおこない、所定用紙に8名を連記し、所定の封筒を用いて郵送する。 6.付則 第10条 本規程の変更は,総会の議を経なければならない。 第11条 本規程は、2006年6月5日より施行する。 第7号議案 2007年度大会 2007年度大会は、立命館大学において、立岩真也理事を大会長として開催する。 第8号議案 その他 5、閉会